国際オリンピック委員会(IOC)は4月22日、「Olympic Virtual Series(OVS)」を正式発表しました。OVSは5月13日から6月23日にかけて行われる予定で、オリンピックの公式競技としてeスポーツが扱われるのは史上初となります。
OVSでは、モータースポーツ(カーレース)、野球、サイクリング(自転車競技)、ローイング(ボート競技)、セーリングの5つの種目が採用されており、元々のオリンピック競技からゲームタイトルを選定したとみられています。
eスポーツとオリンピックの関係はこれまで繰り返し議論されてきましたが、今回のOVSによってeスポーツがスポーツの一種として国際的に認められたという点で大いに意義があると当協会は考えております。
こうしたeスポーツのオリンピック化に伴い、世界的なeスポーツのこれからの更なる発展と、eスポーツ選手及び関連職業を目指す学生たちを中心とした人々にとっての教育を始めとした環境整備に向け、当協会も貢献して参ります。