9月5日、国際オリンピック委員会(IOC)に関する記事が配信されました
<共同通信>
IOC、eスポーツ委員会新設 「五輪競技を補完、強化」
https://nordot.app/1071779400280424811?c=768367547562557440
記事によれば、
IOCが「eスポーツ委員会」を新設したと発表し、
同委員会には日本オリンピック委員会(JOC)の八木由里理事らが入ったとのこと。
IOCは今年6月に「オリンピック・eスポーツ・シリーズ」をシンガポールで初開催しており、
バッハ会長も「バーチャルスポーツが伝統的な五輪競技を補完し、強化する可能性を秘めていると信じている」とコメント。
2018年には、IOCがeスポーツのオリンピック採用を検討していることを発表し、
五輪での採用を目指す動きが一気に進むと期待されましたが、
2024年のパリオリンピックでは、eスポーツの採用は見送られており、
オリンピック競技としての採用は2026年以降にずれ込んでいます。
しかしながら、IOCはeスポーツの採用を継続的に検討しており、
今後、eスポーツの公平性や健康への影響に関する調査結果や
eスポーツをオリンピックの価値観に沿った形で実施するための方策が明らかになれば、
オリンピックでのeスポーツの採用が実現する可能性も高まると思われます。
日本では、2020年東京オリンピックの際に
eスポーツイベント「Tokyo 2020 e-Sport Festa」が開催され、
日本代表選手が参加するeスポーツ大会や体験コーナーなどが設けられました。
同イベントはeスポーツの普及と関連産業振興を目的に今年1月にも第4回大会が開催されています。
当協会としても、eスポーツのオリンピック競技採用を視野に入れながら、日本国内のeスポーツの普及と発展のため、 eスポーツ選手及び関連職業を目指す方たちの教育環境整備にも貢献できるよう引き続き取り組んで参ります。